しろくま電力(ぱわー)は安い?評判口コミと高圧/家庭向け料金内訳を調査!

しろくま電力(ぱわー)は、CO2を出さない実質再生可能エネルギーを供給している電力小売サービスです。
個人向け・法人向けに安価なグリーン電力を提供するとともに、ソーラーカーポートや系統用蓄電池などをワンストップで手掛ける運営会社の体制は、多くの利用者から高く評価されています。
このページでは、しろくま電力(ぱわー)の特徴や利用者からの評判口コミ、家庭向けプランや特別高圧・高圧向けの市場連動型プランなどについて解説します。
また、後半では料金内訳や申込み後の切り替え、プランの違いなども紹介しているので、「しろくま電力(ぱわー)との契約は問題ない?」と心配している方も、最後まで読むと安心できるでしょう。
しろくま電力(ぱわー)とは?

しろくま電力(ぱわー)とは、CO2を排出しない自然由来のグリーン電力に特化した電力小売サービスです。一般家庭向けと特別高圧・高圧電力を利用する法人向けに、環境にやさしい実質再生可能エネルギーを供給しています。
また、運営会社のしろくま電力株式会社では、店舗などの駐車場に設置するソーラーカーポートや、余剰電力をためておく系統用蓄電池も手掛けています。
しろくま電力(ぱわー)は、グリーン電力における「つくる」「ためる」「届ける」を実践しているのです。
怪しい新電力?契約しても大丈夫?
しろくま電力(ぱわー)について、「怪しい新電力じゃないの?」と契約を躊躇する方もいるかもしれません。
しろくま電力株式会社は、グリーン電力会社として2016年から運営している株式会社afterFITが前身です。太陽光発電所を設計・建設した実績もあり、グリーン電力の供給から太陽光発電システムの設置・メンテナンスまでワンストップで対応できます。
そのため、しろくま電力(ぱわー)も安心して契約できるサービスと言えるでしょう。

しろくま電力(ぱわー)の特徴

しろくま電力(ぱわー)は、様々な点で大手電力会社とは一線を画した戦略を採用しており、多くの利用者から好評を得ています。
ここでは、しろくま電力(ぱわー)の一般家庭向けプランにおける4つの特徴を紹介します。
電気代が最大25%削減できる
1つ目の特徴は、電気代が最大25%削減できる点です。
しろくま電力(ぱわー)の低圧電力プランでは、大手電力会社が徴収している「燃料費調整額」を設定しない料金体系を採用しています。そのため、他社に比べて低価格での電力供給が可能です。
また、同社では「電源調達調整費」を採用しています。市場価格が安価な際に料金の一部をプールし、市場価格が高騰した際に還付することで安定した電気代を実現できるシステムです。
シンプルなプランで分かりやすい
2つ目の特徴は、シンプルな料金プランで分かりやすい点です。
しろくま電力(ぱわー)の料金プランは、基本料金・電力量料金・再生可能エネルギー発電促進賦課金・電源調達調整費の4つのみで構成されています。
また、しろくまプランでは、それぞれの料金単価を季節や利用電力量にかかわらず地域ごとに定額で設定しているため計算が簡単です。
地域別の料金単価は同社のWebサイトに掲載されているため、詳しくはこちらをご確認ください。
https://shirokumapower.com/howitworks
実質再生可能エネルギーで環境にやさしい
3つ目の特徴は、実質再生可能エネルギーで環境にやさしい点です。
日本で利用されている電力の80%は火力発電から供給されており、気候変動の原因とされるCO2を排出するものとして問題視されています。
しろくま電力(ぱわー)では、実質再生可能エネルギーである自然由来のグリーン電力に特化することで、環境にやさしい電力供給を実現する方針です。
そのため、同社に切り替えることが脱炭素への貢献につながると言えるでしょう。
オンラインで簡単に申込みできる
4つ目の特徴は、オンラインで簡単に申込みできる点です。
しろくま電力(ぱわー)の公式Webサイトの「新規申込み」画面から、電話番号、メールアドレス、郵便番号、支払方法などを入力するだけで申込みできます。
なお、オンラインが苦手な方のために、電話での新規申込み窓口も設置されているので安心です。
また、現在契約している電力会社の解約手続きや工事手配なども不要なため、多忙な方でも手軽に切り替えられるでしょう。
電気料金の値上げはいつまで続く?高い理由とは

電気料金は2022年頃から急激に値上がりしており、現在も高止まりしています。家計への負担に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、電気料金が高騰している理由とその対策について解説します。
電気代が高騰している理由
電気代が高騰している理由として、燃料費の高騰が挙げられます。日本で利用される電力の80%は火力発電から供給されており、液化天然ガスや石炭が必要です。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻等の影響で世界的にエネルギー市場価格が高騰し、電気代の高騰につながっています。
また、原子力発電は価格高騰の影響を受けずに安定した電力供給が可能ですが、東日本大震災をきっかけに安全性への不安が高まり、多くの発電所が停止している状況です。
料金プランの見直しや電力会社の乗り換えがお勧め
電気料金の値上げへの対策として、料金プランの見直しや電力会社の乗り換えがお勧めです。
多くの電力会社では、生活サイクルや事業のスタイルに合わせた複数の料金プランを取り揃えています。現在の利用状況から最適なプランがシミュレーションできるでしょう。
また、2016年の電力自由化以降、様々な会社が電力市場に参入しています。ネットで手軽に乗り換えできる電力会社も多いため、一度比較してみると良いでしょう。

しろくま電力(ぱわー)は安い?利用者の評判口コミ

しろくま電力(ぱわー)の特徴について紹介してきましたが、利用者からの評判口コミはどうなのかと疑問に思っている方もいるかもしれません。
ここからは、しろくま電力(ぱわー)への乗り換えで電気代は安くなるのかなど、同社に関する利用者の評判口コミを紹介します。
電気代を気にせず使える
大手電力会社からしろくま電力(ぱわー)に乗り換えたところ、電気代がかなり安くなりお得でした。自分が契約したタイミングでは初月が無料になったのも嬉しいポイントで、寒い冬の時期でも電気代を気にせずに暖房を使えるのは感激です。
また、乗り換えの際にこれまで使っていた電力会社との解約手続きもないため、スムーズに進めることができました。
しろくま電力(ぱわー)の電気代が安いため、気にせず利用できるとの口コミが数多く見受けられました。電力は生活に必要不可欠なライフラインであり、電気代の安さが家計に与える影響は少なくないでしょう。
気候変動に配慮した会社
環境にやさしい電力会社がないか探していたところ、ネット広告でしろくま電力(ぱわー)のことを知り、しろくまプランに切り替えることにしました。
CO2排出が実質ゼロのグリーン電力を専門に扱っている点が一番の決め手で、脱炭素系の電力を探していた自分にはピッタリでした。これからは気候変動に配慮した会社が成長すると思います。
しろくま電力(ぱわー)のグリーン電力に特化した方針について、気候変動に配慮した会社だと評価する声が寄せられています。サステナビリティ経営が注目される昨今において、脱炭素を掲げる同社は多くの利用者から好評です。
解約金がない契約
しろくま電力(ぱわー)を利用していますが、電気代も安く環境にも配慮した電力である点は満足しています。
市場価格の高騰などの影響により、しろくま電力(ぱわー)の価格が将来どうなるかは不安ですが、解約金が発生しない契約なのも安心です。もし他社のほうがお得なら乗り換えればいいや、と思えるのでそこまで心配していません。
しろくま電力(ぱわー)の解約金がない契約プランは安心だと感じている口コミが確認できました。変化の激しい現代では将来に対する不安を感じる方は多く、乗り換え条件がないことは重要な要素と言えるでしょう。
しろくま電力(ぱわー)は安い?利用者の評判口コミまとめ
しろくま電力(ぱわー)は電気料金が安いため、気兼ねなく利用できると評価されていました。他社と比べて最大25%も安くなるため、家計が助かると感じている利用者も少なくないでしょう。
また、CO2を排出しない実質再生可能エネルギーに特化している点についても、環境問題や気候変動に関心がある方からは評判です。
なお、同社では解約金が発生しない契約を採用しており、将来の価格変動が不安な方にとっては安心して契約できる会社だと言えます。
しろくま電力(ぱわー)の家庭向けプラン

しろくま電力(ぱわー)の家庭向けプランとは、業界最安値を目指して大手電力会社と比べて最大25%の値下げを実現しているプランです。
面倒な解約手続きなどが一切不要で、手軽に切り替えできる点が評判になっています。
供給エリア
しろくま電力(ぱわー)の家庭向けプランは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の各エリアで供給しています。
そのため、ほとんどの地域でしろくま電力(ぱわー)を利用可能です。一方で、沖縄エリアおよび離島では現在サービスを提供していません。
分かりやすい料金体系
しろくま電力(ぱわー)の家庭向けプランでは、分かりやすい料金体系を採用しています。
電気料金を構成するのは「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「電源調達調整費」の4つのみです。また、料金単価も地域ごとにシンプルに設定されており、誰でも簡単に計算できます。
基本料金や電力量料金は大手電力会社と比べて安価に設定されているので、安心して電気を利用できるでしょう。

申込み後はいつから切り替わる?

申込み後の切り替え時期は、現在の自宅で切り替える場合と引っ越しに合わせて切り替える場合で異なります。
現在の自宅で切り替える場合、申込みから契約完了までは5〜10営業日ほどです。契約完了後は、最初の検針日からしろくま電力(ぱわー)に切り替わります。
一方で、引っ越しに合わせて切り替える場合、申込みから契約完了までは5営業日ほどです。契約完了後は、1か月以内の希望日からしろくま電力(ぱわー)に切り替わります。
特別高圧・高圧向けの市場連動型しろくまプラン

特別高圧・高圧向けの市場連動型しろくまプランとは、オフィスや小売店、工場など日中に電力を利用する法人にお勧めのプランです。
電力使用量を減らさずに電気代が削減できたと評価する声が数多く寄せられています。
最大40%の電気代削減に貢献
市場連動型しろくまプランは、30分ごとに電力量料金が変動するシステムです。そのため、電気代が安価な日中に利用する法人では、一般的な定額料金と比べて大幅な電気代削減につながります。
具体的な事例は以下のとおりです。
- 宿泊施設 約45%(年間約15,823万円)削減
- オフィス 約32%(年間約173万円)削減
- パチンコ店 約25%(年間約2,304万円)削減
多くの企業や自治体が市場連動型しろくまプランを導入しています。
市場連動型プランの電気料金内訳
市場連動型しろくまプランの電気料金内訳としては、「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の3つで構成されています。
しろくま電力(ぱわー)では、CO2を排出しないグリーン電力を供給しているため、液化天然ガスや石炭などの市場価格を反映する「燃料費調整額」を設定していません。
そのため、燃料費高騰の影響を受けて電力価格が高騰するなかでも、同社は安価な価格で安定的に電力を供給できています。

法人向けのしろくま固定単価型プラン

法人向けのしろくま固定単価型プランとは、特別高圧・高圧電力を利用する法人に2023年10月から提供開始したプランです。
大手電力会社と比べて電気代が約25%安いことに加え、全国にある複数拠点を一括契約できるメリットもあります。
固定単価型へのニーズに対応して提供開始
しろくま電力(ぱわー)では、特別高圧・高圧電力を利用する法人向けに市場連動型しろくまプランを提供してきました。
一方で、「毎月の電気代が安定化するプランはないか」と固定単価型を希望する法人からの声も数多く寄せられており、そのニーズに対応するために固定単価型プランを拡充したのが背景です。
導入した企業では20〜25%の電気代が削減されており、固定単価型プランが効果的であることが実証されています。
固定単価型プランの電気料金内訳
しろくま固定単価型プランの電気料金内訳としては、「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「電源調達調整費」の4つと「激変緩和値引き」で構成されています。
大手電力会社に比べて基本料金や電力量料金が低く設定されている点が強みです。また、料金単価のテーブルが季節や電力使用料によって変動しないため、年間を通じて電力コストが平準化されます。
安定したコスト管理をしたい法人にはお勧めです。
しろくま電力(ぱわー)の法人向けプランの違い

しろくま電力(ぱわー)の法人向けプランには市場連動型と固定単価型の2種類があり、「どっちのプランがいいの?」と迷う方もいるかもしれません。
市場連動型は30分ごとに電力価格が変動するのに対して、固定単価型は時間や季節にかかわらず一定である点が最大の違いです。
そのため、電力価格が安価な日中に電力を利用する法人は市場連動型がお得で、夜間に電力を利用する法人であれば固定単価型のほうがお得な可能性があります。
気になる方は、法人向けの見積りフォームから、見積りを取ってみることをお勧めします。